大家さんと同じ敷地の賃貸マンション
以前住んでいた賃貸マンションは大家さんのお宅の敷地内にありました。
我が家にはその当時幼稚園に入学前の子供が2人いたのですが、同じように大家さんのお宅にも我が家と同年代の子供が2人いたのです。
普段から顔を合わせる機会が多いわけでいつの間にか我が家の子供たちと大家さんの子供たちは親友のように仲良くなりました。
毎日のようにマンションの敷地内で遊ぶようになりました。
私も大家さんの奥様とは気が合い、しょっちゅうお互い子供連れで一緒にお昼ご飯を食べるようになったり、お互い愚痴を言い合ったり世間話をしたりと関係が深まっていきました。
そんなある日、我が家は主人の転勤で家を引っ越すことに…
2年以上素敵な関係を築いてきていたので、お互い寂しく感じましたね。
引越しの時にいただいた家族4人分のマグカップは今でも我が家の宝物。
毎年家は離れてしまいましたが年賀状の交換をできる間柄を続けています。
投稿者:K様
サイトナビゲーター・倉沢涼子の所感
住まいより暮らし。モノより日常の空気感。
「住まい」よりも「暮らし」に着目出来た素晴らしい一例ですね。
不動産取引はユーザーさんも大家さんも、もちろん不動産営業マンも「人」による要素が大きなウエイトをしめる世界です。
読んでいるうちに自然に笑顔になれる素晴らしいレビューですね(*'▽')