オーナーチェンジ物件で
比較的安い事務所物件だったので、喜んで入りました。
不動産屋も親切に対応してくれましたし、また、オーナーさんもとてもよい人だと個人的には思ったので、家賃の安さと間取りの広さから、私は喜んでその物件を借りることにしました。
ところが、1年ほど経ったタイミングで、突然まったく知らない不動産屋がやってきて、これからこの物件はウチの担当になりますので、
よろしくお願いしますといって、小さなタオルと名刺だけおいてそそくさと出て行っていまいました。
まさに「は!?」という感じでした。慌ててそれまでの仲介人であった不動産屋に連絡を入れてみると、そんな話は聞いていませんということで、オーナーのほうに連絡してみますといわれました。
後日不動産屋から連絡が入り、そのオーナーは何か悪いことをやらかしたらしく、居場所がわからなくなっているということで、
しかも、その事務所物件はまったく別人の手に渡っていたという、当の使用者である私にはまったくノータッチで書類上の手続きだけが進んでいたということがありました。
私のケースでは、幸い新しいオーナーも理解ある人で助かったのですが、場合によっては、家賃を上げられたりその他なんだかんだでお金を取られる可能性もあるという事例だったらしく、ちょっと肝を冷やしました。
投稿者:T様
サイトナビゲーター・倉沢涼子の所感
オーナーが変わっても借りてる方の権利は継続されます
ただ、このような伝達方法ですとちょっと心配になりますよね、、、2016年現在不動産市況はやや活況を維持しておりますが不動産不況に陥るとネガティブな動機でのオーナーチェンジなどが頻発します。
今回のケースなどが発生した場合、信頼できる不動産会社、司法書士、弁護士などに依頼し謄本のチェックなどから契約の保全を図りましょう