騙され体験談

誰に相談するのか?

3年位前のことです。築30年位の1LDKのマンションを退去した時のことです。自分の中では、日ごろから掃除もしているし、タバコなどもすわないし、湿気対策とかもしていたので、特に問題ないだろうと思っていました。

不動産に勤める友達に聞いても大丈夫だよと言われていたもので。実際に管理会社の方が立ち会って引渡しをしたのですが、その時はきれいに使ってらっしゃったんですねとか、なんか安心するような言葉が出てくるんですよね。初めてのことなので、ほっとしたのもあり管理会社の方の言葉を鵜呑みにして立会いが終了しました。

後日改めて連絡するとの事で、ルームクリーニングに関しては負担することになっていましたが敷金は普通に戻ってくると思っていました。敷金は家賃の保証だと思っていましたし。しかし、連絡というか請求書がいきなり届いたんですが、請求金額をみてびっくりしてしまいました。ルームクリーニングのほかに、クロスの張替えやフローリングの張替え、各種パッキン交換など立会いの時には褒められていた部分の請求金額がルームクリーニング代に上乗せ?されていました。

さすがに頭にきたので、管理会社に連絡をしたところ担当がいないのでわからないというやりとりが何度かあり、結局うやむやにされそうだったので、とりあえず都庁に相談しますというと、改めて連絡させてもうらいますと管理会社に言われ、次に連絡が来た時はルームクリーニング代のみの請求になっていました。

投稿者:8様

サイトナビゲーター・倉沢涼子の所感

免許制の仕事。それが不動産業

倉沢涼子

私達、不動産会社は都道府県知事か国土交通大臣から免許を受けて営業しています。ですので、この方のように明らかにおかしな敷金の対応をされた場合は免許を交付した官公庁に相談するのも一つの出です。しかし、あくまでも不動産会社が仲介者である場合には、敷金の清算をするのは家主(もしくは管理会社)ですので相談先の選定も大切になってきます。つまり「誰に相談すればよいか?」のアイデアも大切です。

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