騙され体験談

不動産屋が変更になった際の敷金問題

賃貸で安いアパートを借りていました。わたしが入居するときに壁紙はすべて張り替えてくれたので良かったと思っていたのですが、襖が破れていたり、押し入れのドアの内側に亀裂が入っていたりしました。ですが、生活する分には支障がないので、何も言わずにそのまま住み続けていました。入居して2年くらいして、不動産屋が倒産して新しい不動産屋に引き継がれましたが、その報告があっただけで特に困ることはありませんでした。

ですが、転勤に伴って引っ越しせざるを得なくなったとき、大変な思いをしたんです。わたしはタバコを吸いませんし、壁に画鋲を打つこともしませんでした。出来るだけ綺麗に、部屋を使っていたつもりです。でも、敷金の清算のために訪れた不動産屋は、襖や押し入れのドアの傷を見つけると、そこの修復費があるから敷金は返せないと言ったんです。わたしは、最初からあったものだと言ったのですが、証拠を見せてくださいと言われてしまいました。不動産屋も代わり、営業マンもいなくなってしまった今、襖やドアの傷が最初からあったものだと証明してくれる人はいません。

その他にも、壁紙が黄ばんでいるだの、床に傷がついているだのと細かくチェックされて、結局、敷金は1円も返ってきませんでした。引っ越した当初に不具合を見つけたらまず写真を撮っておかなくてはならないと、勉強になりました。

投稿者:A様

サイトナビゲーター・倉沢涼子の所感

どれくらいの入居年数があったのでしょう?

倉沢涼子

タバコの汚れは嗜好品の為、貼り換えには相応のジャッジが必要ですが壁紙は6年で価値がほとんどなくなります。今回は入居2年後に不動産屋が変更になったケースですので、初めに汚れを立証してくれた社員がいなくなった不運もありましたが、敷金返金に対処する方法は別にもあったように読み取れます。

不動産のご相談は倉沢涼子まで、ご連絡ください。

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