賃貸物件の敷金トラブル
ある不動産屋に物件を見に行った時の話です。
退去時の敷金払い戻しのことでのトラブルを経験したことがあります。 前の賃借人の退去日が、3月31日になっていましたが、私の仕事の都合上、どうしても入居を3月中に終わらせなくてはならなかったため、退去と入居が同日になってしまいました。 そのため、私が入居する時には、部屋のクリーニング、ふすまや障子や畳の張り替え等はしませんでした。 また、壁や床のキズの確認もきちんとなされませんでした。 数年後、私が退去する時に不動産屋さんがやってきて、部屋のクリーニング代、ふすま、障子、畳の張り替え費用として約20万円を請求されました。 入居時に、そういった対応をしていないので、今回、私の退去時にそれら費用の負担をしたくない、と言ったとたん態度が変わりました。 部屋中を見て回り、床にキズをつけた、壁に穴をあけたなどなど、全て私がしたこととして、それらの補修費を請求すると言われました。 キズ等つけていないにも関わらずです。引っ越し当日だったので、本当に困りました。
投稿者:H様
サイトナビゲーター・倉沢涼子の所感
東京においては特に厳しいルールが大家さん側にあるため、自然損耗における劣化は費用負担の必要はありません
また壁紙などの価値は6年でほとんどなくなるため、居住年数分をまずは差し引いてもらいましょう。
もちろん、自分でつけた傷でないなら尚更だと思います。
契約時の契約書、重要事項説明書、東京ルール書面を確実に理解したうえで契約し、
あまりにもひどい時には消費者センターなどに問い合わせをしましょう。