敷金問題で根負けした話、、、
私が経験した敷金精算のトラブルは、入居した時から汚れていた部屋を全て修繕させられたということです。 特定優良賃貸住宅だったのですが、駅からも離れていて初年度こそ家賃は安かったのですが、年々10000円以上の早さで上がっていき、5年目を迎える時に家を購入する決意をしたほどです。 見た目は今風の6階建て36部屋ペットOKのマンションだったのですが、地元の地主さんが大家をされていて、マンションの一室に住む親族が管理をしていました。
主人の仕事柄色々な土地に住み、賃貸住宅には住み慣れていたのですが、今では違法では?と思うような古臭い賃貸契約の様なものには悩まされました。 入居した部屋はモデルルームとして使われていて、前の住人が退去したままの状態で壁の下の方は猫の爪の研ぎあとや、畳には大きなシミ、リビングのフローリングには家具の凹みやタバコの焦げあとが残っていて、浴室もお世辞にも清潔とは言いがたいカビの跡が無数に広がっていたんです。 部屋はクリーニングしますが、シミや跡はそのままでリホームはしないと言うことだったので、管理会社の方に退去時の為に破損箇所などの記録をお願いしました。
そして5年が経ち引っ越しを決め管理会社から言われたことばに驚愕しました。 敷金として50万円預けていたのですが!なんと、破損箇所を全て修繕するのに70万円掛かるので敷金を差し引いた額を払えと言ってきたんです! 余りの事に入居の際の証拠写真から対応まで記録していた物を全て出し抗議したら、 管理会社から、ここのオーナーは古い考えの方のようで…気分次第でその~… と、何とも曖昧で理屈の通らないことを言い出し、私たちも困っているんですと言い出す始末。
ただ最初の契約書にも元々の破損の修繕はしなくても良いとあり、弁護士に相談しても明らかに貸し主側の要求がおかしいと伝えると、じゃあ襖の張り替え分だけで良いと言われ、それも破ったわけではないので、自然に劣化するものの修繕はしなくても良いはずなのですが、そこだけは頑なに拒否され、結局根負けしてしまい払ってスッキリさせてしまいました。 それから大家さんが亡くなり息子が引き継いだのですが私の後に越した友達も同じ目に会ったそうです。
投稿者:A様
サイトナビゲーター・倉沢涼子の所感
本当に細かく書いていただきました
通常損耗、でなおかつ初めから中古であった内装などに関しては支払う義務はありません。しかも敷金が返ってこないならまだしも、請求が来ているモノに対してお支払いをする事は無かったのではないでしょうか。法律家もいれたのであれば徹底抗戦がよかったのでは、、、と思います。文章を読んでいて本当に腹が立つ事例ですね、、、Aさん次はお気をつけてくださいませ!