大手系不動産営業の言い訳
ある大手の不動産チェーン店で、急な引越しをする必要があったために、急ぎで自宅用賃貸物件を探したときのことです。
一度、チェーン店の職員と一緒に物件の下見に行ったところ、大家さんと直接会うことができ、条件面でも折り合いがついて、それではよろしくお願いしますと、引越しの日取りまで伝えて帰ったのです。
ところがその日取りの3日ほど前になって、大家さんから直接連絡があり、まだ不動産チェーン店から契約書類など何の手続きがとられていないことが判明。
しかもその日はなんということか、そのチェーン店の定休日に当たっていたらしく、店に電話してもつながらない。
引越しもとの住居のオーナーには立ち退く日を伝えてあったし、引越し業者の手配も住んでいたのでさすがに焦りました。
翌日には連絡がついて、結局は問題なかったのですが、私本人の入居の意思が確認できなかったためだとチェーン店職員は言い訳するのです。 こんなことってあるのでしょうか。あきれました。
投稿者:Z様
サイトナビゲーター・倉沢涼子の所感
物件の所有者は大家さんであり、不動産仲介会社はその情報を扱っているに過ぎません
しかし業界歴が長い方ほど「ウチの物件」「ウチの大家さん」という雰囲気に身も心もなっていく方がいます。
もしこのケースが自分自身が所有する建物であれば、そのチェーン系不動産会社の社員さんも随分と違う態度になったのではないでしょうか?
もちろん、自分の建物ではないのですが相手の気持ちになって仕事を出来る方であれば、お客様に対しても、大家さんに対してもこのような不誠実な仕事をするはずはありませんね。
想像力を使って営業してくれる担当と出会えるかどうかは物件選びにおいて大きな差が出てきますね。