不動産ネット情報≒客寄せパンダ??
インターネットで検索をして気になる物件があったので不動産屋さんを訪れました。金額的にもリーズナブルだし間取り、地域ともかなりいい感じでした。気になる不動産情報はインターネットのサイトに登録をしてメールにて連絡が来る仕組みです。「これはいい!」と、主人も私も乗り気ですぐにその物件を持っている不動産を訪れました。
あらかじめ不動産屋さんに連絡をしてから来店からすればよかったのかもしれませんが、わたしたちは「思い立ったが吉日」とばかりに来店をしました。不動産屋さんに「インターネットに掲載された物件を紹介してください」とお願いしました。しかしながら、「すでに契約されています。」不動産屋さんのことば。「え?!ホームページに掲載されたばかりの物件ではないのですか?」と聞き返しましたが、同じように物件を探していらっしゃるお客さまはたくさんみえるので、良い物件はすぐになくなるそうです。わたしたち夫婦の中では、もうこの物件にしよう、引っ越しはいちのタイミングがいいかなどを少し考えていました。
それだけにショックでした。不動産屋さんは他にも似たような物件を紹介してくれましたが、間取りは良くても金額的に難しかったり、間取り、金額的に良くても交通の便がいまいちだったり。友人に「不動産屋さんに先に話をつけておけばよかった」と話をしたら、「その物件はネットに掲載時点で売却が決まってたんじゃないかな。よく聞くよ。客寄せパンダのような物件。不動産屋さんも商売だからね」と、言われてもしかしてそういう物件だったのかなと思いました。本当に良い物件だったので残念でした。
「Mさんと同じようなケースで売買編・Kさんより」
インターネットで同じ物件が複数不動産広告として出ていることがありますが、探しているエリアでの新築物件で、絶対同じ物件なのに不動産業者によって価格が違うという事がありました。
物件の価格を下げてからネット広告に反映させるまでにタイムラグが出る場合があるので、今回もそれかもしれないと思っていました。探している予算以内の物件だったので、最も価格が低く掲載されていた不動産業者の広告をプリントアウトして内覧会に行ったのですが、なんとその価格より100万円高かったのです。
内覧会をしていた不動産業者はプリントアウトした不動産業者とは違うところでしたが、持参したネットの情報を見せると、「本当だ、でもこの価格ではどこも販売していないはずです。この業者さんがネット掲載する時に価格を誤って掲載してしまったのだと思いますが、たまに客引きの為に物件の価格を偽る業者もあるので、気を付けてくださいね」と言われました。
不動産を探すのに、今はインターネットを利用するのが常識ですが、過信は禁物だなと学んだ出来事です。やはり、物件を探す時は、実際に足を運び、物件をこの目で見て、不動産業者と直接顔を見ながら小さな疑問でも質問することが大切だと思います。
投稿者:M様
サイトナビゲーター・倉沢涼子の所感
気持ち悪くなるほどの業界慣習
仮にMさんがTELしたうえで不動産屋にいったとしても「ありますよ!」といわれて、お店についたとたんに「今、終わったんですよ~」と言われてしまったかもしれませんね。兎にも角にも、都心のターミナル駅(東京でいえば新宿、渋谷、池袋)から遠方までご案内する不動産会社さんは地域特化の会社よりもネット集客にさまざまな仕掛けをしているケースがありますのでお気を付けください。また、売買でも同じような口コミがKさんより寄せられています。
※優良なターミナル会社をお知りになりたいようであれば、ご紹介しますので倉沢までご連絡ください